オレゴン州の5月の大麻産業の売上高が、 2015年の合法化以来最高の1億ドル(日本円でおおよそ110億円)を上回ったとの事。
オレゴン酒類管理委員会のデータによると、5月の総売上高は1億300万(日本円でおおよそ113億円)ドルで、4月から15%増加し、昨年のこの時期から60%増加している。
コロナロックダウンの後の3月には、過去最高売上となる8300万ドル(日本円でおおよそ91億円)を突破し、その勢いのまま4月を乗り越え、先月ついに大台の1億ドルを突破したのだ。
ロックダウン事に、オレゴン州のKate Brown知事が大麻ディスペンサリーを重要なビジネスと宣言した事で、ディスペンサリーの営業は問題なく稼働。その結果ロックダウン時の州全体の経済活動にも大きなマイナスを出さなかった。
ちなみに彼女はLGBTを公言する初めての州知事でもあり、大麻厳罰化に対し、連邦政府とは反対の立場を表明している。

大麻ディスペンサリー『Oregon’s Finest』のオーナー、タイソン・ハザーズさんは『3月のロックダウン発表時に買い占めがあり、飛ぶように売れたんだ。4月以降は売上が減るかなと思ったけど、ステイホームの影響でその後も売上は落ちる事なく、寧ろ上がっていったよ。』と話す。
オレゴン経済分析局による2020年の大麻税収入は、5月より前で去年よりも900万ドル多いと予想している。